先日マットピラティスの資格を取得し、マットピラティスとトレーニングの両方ができるパーソナルジムになりました!
ピラティスが日本に広まってまだ数年。ピラティスについてよくわからない方がほとんどだと思いますので今回はピラティスについて解説します!
ピラティスの誕生
ピラティスの創設者ジョセフ・ピラティスさんは1883年にドイツで産まれました。彼は幼少期から病弱であったため器械体操、ボディビル、スキー、ダイビングなど様々なスポーツや身体運動を学びました。
ピラティスの元となるメソッドを開発したのは1914年ごろ。第一次世界大戦が勃発し、収容所に抑留されたジョセフは仲間の兵士たちに護身術やリハビリ法を教えマットでの運動や小さい機械を開発していきます。この戦時中の経験が後のピラティスの原型となりました。
ピラティスの普及
大戦後にドイツに戻ったジョセフは軍警察やクライアントに指導をしていました。その後アメリカに渡ってスタジオを開設しサーカスのパフォーマーやダンサー、ミュージシャンなど様々な職業の人たちに指導を続けます。ジョセフのメソッドは彼らのトレーニングやリハビリテーションとして必要とされていたそうです。
ジョセフから直に指導を受けた指導者たち(第一世代)はこのメソッドを用いてスタジオで働きました。1967年に83歳でジョセフがこの世を去った後も第一世代の指導者たちの活躍によりジョセフのメソッドはアメリカで拡がっていきました。
ピラティスの誕生
ジョセフのメソッドは後に「ピラティス」と呼ばれるようになります。ピラティスを指導できたのはジョセフから直に指導を受けた者だけだったのですが2000年にピラティスの商標登録が取り消され全ての人がピラティスという文字を使えるようになりました。
この頃からピラティスを広めようと第一世代の指導者が中心となり資格団体を設立。これにより一気に全米、そして世界に拡がっていきました。
ピラティスの今後
ピラティスが日本で拡まってからはまだ数年ですが今後さらに発展していくだろうと思います。兵士のリハビリとして開発されたピラティスは「身体の動きを改善すること、身体の調子を正していくこと」を目的にしています。
毎日の仕事疲れでぐったりしていたり、スマホなどの電子機器に囲まれた生活で座りっぱなしになったり、身体がガチガチに固まっていたりする現代社会でピラティスは人々の役に立つはずです。
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